代表社員あいさつ

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 つねちゃんとうふは、創業者である私の祖母が始めました。
 創業当時はもちろん、私が子供の頃にも町内には数件の豆腐屋さんがあり、豆腐は豆腐屋ごとの、町ごとの味がある超ローカルな食品だったように思います。

 その時代に比べれば豆腐業者は十分の一ほどになりました。物流環境も整った現在、豆腐はローカル色のある食品ではありますが、そのローカルとは都道府県や、関西地区・東海地区などといった広い単位になりました。

 弊社のある、伊賀は三重県内での大豆の一大産地であり、品質がよく他のこだわりのある豆腐業者からも引き合いが多い大豆が採れます。
 しかし、大豆の産地であることは農業に携わらない方々にとってはあまり知られておらず、少々残念です。
 この素晴らしい伊賀の大豆にこだわり、 伊賀の人たちに伊賀産大豆の美味しさを知ってもらいたいと考えています。

 弊社が使用する契約栽培大豆の圃場は直線距離で5㎞ほど、集荷・選別・袋詰をする施設も4kmほどで、現代としては超ローカルな移動距離です。
 私の目指す地産地消は、「小さく・狭く・濃く・深く」

 学校給食や福祉、医療施設などつねちゃんのラベルは見ないけれど、結構召し上がっていただいているのでないでしょうか。
 このような施設でも、伊賀産大豆を使用したお豆腐を使って頂く機会が増え、案外ご家庭より美味しい豆腐を食べているかもしれません。

 食品である以上、美味しくなくてはいけない。また、安全でなくてはならない。
 そこに、特に地元の方には安心を感じていただきたいと願っております。
 豆腐田楽をソウルフードとして愛している地元の方々に安心を感じて頂ける商品は、きっとすべての方に受け入れられる商品だと思います。 

 今後とも「つねちゃん」の製品に一層のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

合資会社恒岡食品   
 代表社員 恒岡信政

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